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レビューその2は音楽についてです。きっと、~の紹介をしたときに既に述べたように音楽担当は樋口秀樹、主題歌はWHITE-LIPSです。クリエーターに対する評価が一見辛口なので勘違いされている方がいらっしゃるかもしれませんが、かなりhalの好みです。
音楽 今回は純和風テイスト、ということで短調の曲や、5度や4度を強調した感じの曲が多い、というか印象的ですね。作品のイメージを前面に押し出すシーンではそんな感じの曲が使われるからでしょう。ちゃんと比べたわけでは無いですが、緊迫したシーンの曲は「いつか、届く、あの空に。」と雰囲気が近いような気がします。
歌 WHITE-LIPSが良すぎます。調はDマイナーで、楽器構成的には「天使の羽より重いもの」にやや近いですが、やはり和風テイストです。全体的な印象は、WHITE-LIPSのボーカルを前面に押し出す、というよりは伴奏によって雰囲気をつくり、そこにボーカルを溶け込ませている感じです。前奏は笛(名前は知りません。和風の横笛でしょうか?)を弦で補強したメロディーラインから始まります。右chからは高音の弦が爪弾かれ、これはボーカルが入った後もしばらく続きます。Aメロではバイオリンの三連譜が刻まれ、そこに前述のピッチカートとWHITE-LIPSのボーカルが乗ります。後半からは二胡のような弦がボーカルを補強します。和声は基本的にB♭C Dmと進行しますが、ベースラインでは派手な動きは見られません。一瞬のゲネラルパウゼを挟んだ後曲はBメロに移行します。Bメロはpで再開されますが、バイオリンは和音にまわり、代わりにピアノが高域で三連譜を刻みます。そこにフルートやチェロ、トロンボーンが徐々に加わり、サビに繋がります。サビの雰囲気はAメロに近く、そこに幾つかの声部が足されて厚みが増した感じです。コードはやはりB♭C Dmの繰り返しです。ショートバージョンではメロディーの終わりと同時にアルペジオであっさり曲が終わりますが、フルバージョンではどのような構成になるのか楽しみです。
声 主人公を含めてフルボイスの仕様です。全体的にばおばぶっぽい人が多い感じですね。
キャスト
主役級
崇笹丸(木島宇田) 犬のように純真ですが、やや熱血気味でタブーに触れられるとぶち切れます。声の雰囲気がキャラクターとマッチしてて良いです。ぶち切れた演技もよいです。独白も音声が再生されます。
与神ひよ(青山ゆかり) もはや説明不要とおもいますが。ツンデレではなくて、主人公をだんなさまと呼ぶおとなしい感じです。冷静に考えればこんなキャラがリアルでいたらキモイよ、と思うのだけれど、流石にこの手のキャラも慣れているのか自然な感じがしてしまうところが恐ろしいです。外見やキャラクターは「めぐり、ひとひら。」のこりすを彷彿とさせますね。実はpropeller初出演か、とおもったらクロノクロスに出てました。
夢乃蘭(有栖川みや美) 元気娘な年下。どちらかといえば年上や、お姉さん風を吹かせるキャラを担当しているので、実は年下キャラというのは珍しいのかもしれません。しかしながら、いつものノリなので新鮮な感じはしませんでした。ばっちりはまっています。
樫春告(さくらはづき) 低めのトーンのお姉さん。必要以上に音量が小さいわけではないので、無理に低音を出してる感じではなくてよいです。ツンデレでぐぐるとひよの人が引っかかりますが、halとしてはこちらの方のほうが好みです。積極的にこの人でなければ、という感じはしませんが、変に浮かないところは流石です。
脇役 若(真中海) え?守銭奴のあの人じゃないの?と思うのだけれど二説ある模様。ドSのあの人じゃない方は良く知らないのでコメントしかねます。みるくちーが頭から離れません。
青姉妹(海原エレナ・霞春香) 正直微妙です。体験版ではあまり出番は無く、魅力も良くわかりません。姉は良く出るあの人ですが、妹はせりふも少ないし、ボソッとしか言わないので中の人についても分かりません。
人玲人(紫原遙) 変態。外見とギャップがあるように感じられますが、本編ではどうなるのでしょう。
半宣雄(杉崎和哉) ベイルの中の人。不良でぶち切れます。是非とも大暴れしていただきたいのですが、今回はちょっと小物っぽいのが残念です。
鬼武先生(瀬木幸) この人も良くありますね、天然ボケ姉御肌教官。いつもどおり。