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恥や誤解を恐れずに第一印象を書き綴る『きっと、澄みわたる朝色よりも、』厳選サウンドトラックCDのレビュー(トラック17-23)です。本編の内容に対する多少の含みがありますのでお気をつけください。今回は全体的に短めです。
主題歌『紅葉』のレビューはこちら
ED『明日を描く想いの色』のレビューはこちら
ED『明日を描く想いの色』のコード付の歌詞は こちら
IM『藤の帳と夜の歌』のレビューはこちら
初回特典サントラのトラックリストは こちら
#2-6のレビューは こちら
#7-16のレビューは こちら
#17-23のレビューは こちら
17. 子供のように泣けばいい (右) E♭m
静寂から徐々にクレッシェンドしてゆく様子は、暗闇に一筋の光が差しそれが徐々に広がっていくような印象を受けます。収録されている範囲では移調したまま終わってしまうのですが、作中でもそのままフェイドアウトして冒頭に戻るようです。対となっている『子供のように泣けばいい (左)』は厳選されませんでした。
18. もっと器用な愛情なら E♭
暖かいものがふわりと舞い降りてくるというイメージの前奏から、主旋律が入るとゆったりと揺れる甘い空気が広がります。さらには途中から加わるベースも甘ったるく揺れ、他の曲とは違う雰囲気に驚かされます。
20. 絆の名は『四君子』 Bm
静かな序奏に続いて"紅葉"のメロディーがゆっくりとしたテンポで奏でられ、今まで気づかなかったのだけれど、確かにそこに存在し続けていた四君子の絆を感じさせます。
21. 掌に浮かぶ月 Fm
神秘的な三拍子のリズムで静かに開始されますが、徐々に声部が加わってゆき最後には混沌ともいえる様相を呈します。序盤が単純な分、後半の転調や不協和音の連続が耳に残ります。
22. あきらかなあかにあきみちる F♯m
力のある暗いBGMです。似たような曲調でやはりシンセボイスを使っているのは『永久に咆哮を刻み込め』ですが、こちらの方が動きが少なく、"襲ってくる"というよりは、"現れた"という感じがします。
23. どうかこの手を離さないで D
前奏としてはやや長い、しっとりとしたピアノの独奏で始まります。その後主旋律は管に移り変わり、ピアノは分散和音の伴奏となます。タイトルからは切ない想いをめいいっぱい感情的に詠っているイメージを受けますが、大きな盛り上がりや劇的な展開はありません。
今日の分でCDのBGMは全て触れたことになります。ボーカル曲についてはまた別に感想を書くつもりです。