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『六畳間の侵略者!?3』
評価:★★☆☆☆
3巻で意外だったのは、これまで影の薄かったルースさんのフラグがいきなり立ったところです。えろげならこのままルートに突入するだろう、というくらいの急接近っぷりでした。
扱いは大きくありませんでしたが、これまでクールビューティーに徹していたキリハにもフラグが立ちました。キリハに関してはまだ好感度上昇の余地があるので、4巻以降でキリハの当番回が来そうな感じです。
ティア、晴海、早苗については既に攻略条件は満たしており、3巻では派手にやきもち合戦が展開されました。今後もこの3キャラについては好感度が維持されそうですので、この状況も維持されるのでしょう。
逆にフラグが立っていないのが、ころな荘管理人の静香と自称魔法少女のゆりかでしょうか。静香はジョーカー的な存在で、106号室の争いも一歩引いたところで観ているようです。ゆりかは日々の生活に手一杯で常にてんぱっている感じです。フラグを立たせてしまうとキャラが崩れて没個性化しかねないので、この二名のフラグが立つかどうかは微妙なところ、立つとしても後回しになるのではないでしょうか。
今回のシナリオでターニングポイントとなったシーンの一つが、孝太郎が喧嘩別れした早苗追いかける決意を固めたシーンですが、えろげだったらここでルート分岐の選択肢が出ているんだろうなあ、と思わずにはいられませんねw
このシリーズはもはや106号室の争奪戦ではなく、完全に孝太郎争奪戦と化しています。「我らは侵略者だ」と言われても全く説得力がありません。第4巻では「あおきし」の登場、ティア関連の皇室関係者の登場が予告されていますが、それに対抗してキリハが絡んでくるかどうかが見所ではないかなと思っています。
六畳間の侵略者!?3 (HJ文庫) (2009/10/31) 健速 商品詳細を見る |