先日ふらりと東京大学の駒場キャンパスを訪れたのですが、そこの生協の書籍部にこんな本がおいてありました。しかも目立つ位置に。
著者:美少女ゲーム研究会
販売元:PHP研究所
発売日:2009-10-17
おすすめ度:
クチコミを見る東大wwwwww
でまあ、折角なので立ち読みしてみました。
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内容紹介
数ある恋愛アドベンチャーゲームの中でも、特に感動的で泣ける作品は「泣きゲー」と称され、美少女ゲームファンを熱狂させている。本書は、こうした「泣きゲー」の名場面だけを抽出し、実際にゲームで使用された魅力的なセリフとグラフィックを紹介していくものである。切なくて泣ける『AIR』、『Kanon』、『輝く季節へ』、家族愛で泣ける『CLANNAD』、『家族計画』、『智代アフター』、複雑な人間関係に涙する『君が望む永遠』、『D.C.~ダ・カーポ』、熱い感情に思わず共感してしまう『Fate/stay night』、『この青空に約束を』などなど、選りすぐりの作品に登場した総計100点もの名セリフを一冊で楽しむことができる。
すでにゲームを遊んだ人も、これから遊ぼうと思っている人も、そして、今まで美少女ゲームを敬遠していた人でさえも楽しめる、ありそうでなかった名言集である。
タイトル一覧
「CLANNAD」「AIR」「Kanon」
「輝く季節へ」「水月」「家族計画」
「智代アフター」「ダ・カーポ」
「SNOW」「CROSS†CHANNEL」
「ひぐらしのなく頃に祭」
「君が望み永遠」「この青空に約束を」
「Fate/stay night」
「My Merry May with me」
「Memories off」
「Memories off 2nd」
「パルフェ」「水夏」
…って
パルフェとこんにゃくの扉絵を描いておきながら
コンシューマー版のみ!?
はぁあああああああああああ?
えろげじゃないのかよっ!?
この時点でかなり幻滅させられました。
一応一通り目を通した感想としては、まず、4-5行に及ぶ長文のセリフが多すぎるなと思いました。普通「名言集」といったら1-2行程度の短いものが中心になりますよね?「人間は考える葦である」とか。もちろん長くてもよいセリフもたくさんありますが、短い中に含蓄のあるセリフのほうがエレガントで余韻があります。
やや似た視点からの批判ですが、安易に過剰なネタバレ解説をつけているのがきになりました。安直な解説が名言をチープで薄っぺらいものへと貶めている印象が否めません。
あと『CROSS†CHANNEL』って泣きげーだったんですかね?
個人的にコンシューマーの範囲でぱっと思い浮かぶ中では『Clannad』の
「朋也くん」
を挙げたいです。
って、なんのセリフだかわからないかな?とおもってわかる部分まで抜粋しようとしたら七行あったので、やっぱり最初の部分だけにしましたw
「泣ける!美少女ゲーム語録」は調べたらアキバblogで紹介されていました。