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『しろくまベルスターズ♪』の体験版をプレイしました。今作品も分割式でレビューや思うところを書いていこうと思います。まずは体験版の主にシナリオについて、具体的な話や小さいネタにはあまり踏み込まずに大雑把な印象を綴ります。
体験版のプレイ時間は2-3時間程度で、思ったよりは長かったです。ツリーハウスにメインキャラが同居することになって終わりかな、と思っていたのですが、予想外に長くて適度の伏線とそれなりの起伏があるストーリーになっています。
若干のSFを含むファンタジーな内容になっていますが、過度の説明調になりすぎることもなく、かといって設定についていけないということもないのでバランスが取れていてちょうどよいなとおもいました。ただしこのあたりの捉え方はプレイヤーに大きく依存すると思います。
題材はサンタクロースですが、サンタが魔法少女のノリで不思議な力を駆使してプレゼントを届けたり、メカを操ってサンタの足となるトナカイ(主人公)が登場したりと、誰もが知っている存在を独自の解釈で描く発想がよいなと思いました。冒頭からぶっ飛んだ設定をノリで押し切る、ということになりがちなえろげ業界にはあたらしい風となりそうです。一般人には知られていない秘密の存在、という設定も夢があってよかったです。
物凄くよいところはありませんが、大きな欠点はなく、ささやかによいところがたくさんある印象です。結果として純粋に雰囲気を楽しめるようになっていると思います。
残念ながら発売日が12月11日に延期となってしまいましたが、クリスマスということを考えればむしろタイムリーですね。と、なぜかまた前向きになったところで一旦区切ろうと思います。