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今日はhalの視聴環境について紹介します。現在halが所有しているのはゲームをプレイしたりオーディオを再生するためのメインと、主にブラウジングなどに用いるデスクトップ環境とがあります。構成している主なコンポは以下のとおりです。
メインの視聴環境
デスクトップ環境
スピーカー:EntrySi(ALR Jordan)
アンプ:X-PM1(Nmode)
DAC:PCI-200LTD(ONKYO)
PC:自作(BE2400)
モニター:LCD2690WUXi
2690のどこがブラウジング用なのかと突っ込まれそうですが、写真や画像を弄ったりするために購入しました。CD3800だけ浮いてるのでは?という突っ込みも入りそうですが、将来的にはSACDプレイヤーを買ってCD3800をデスクトップにまわそうという計画があったりします。使ってるケーブルは過去に製作したあれだったりするので、きになる方は過去ログをどうぞ。個々の機種についてはそのうち個別に書くつもりです。
前回はLANケーブルでしたが、今回はベル線をスピーカーケーブルとして使ってみました。ベル線というのはインターホンなどに使われるものです。メートル単価あほみたいに安く、ちょっとした電気屋なら置いてあるのでケーブル否定派の方にもオススメできます。パッケージ版だと折り目が多少ついてしまっているので、気になる方は切り売りされているものを買いましょう。相場は切り売りで50円/m 程度、5mパッケージだと200円程度だと思いますが、探せばもっと安く売っているところはあります。
ベル線は単心の銅線です。単心ですが細いので取り回しはよいです。
0.8mmのベル線を用意しましたが、今回は特に工程は必要なく、皮膜を少し剥いてスピーカーとアンプに接続するだけです。皮膜はかなりゆるく剥きやすいのですが、気密性の点では優秀ではないと思います。まあ値段が安いので劣化が気になったら新品に換えればよいでしょう。
実際に使用した印象を列記します。視聴環境は例によってEntrySiとNmodeです。
・やや硬い感じで輪郭がはっきりし、ボーカルが前にでる
・音場はやや平面的で前後方向への広がりはあまりない
・低音があまり出ず、レンジは狭い
・余分な音が減ってすっきりする
特にデスクトップなどでスピーカー周りの条件が悪く、低音がぼわつくというような時に使うとよいかもしれません。声が周囲から浮き上がるのでゲームやボーカル曲に向いていると思いますが、迫力はあまり無いです。
EntrySiではぼわつきが結構問題になります。ベルデンのケーブルだとそれをある程度抑えられるのですが、音が硬くなりすぎます。ベル線を使ってみたところ余計な響きが無くなって、ぴったりはまりました。どうやら現状でベストのケーブルのようなのでそのまま使用しています。ちなみにスピーカーの置き場はデスクトッップで、そばにモニターやPCがあります。設置環境を変えると同じ組み合わせでも評価は変わるかもしれません。
他にもホームセンターでスピーカーケーブルとして使えそうな素材を幾つか購入したので、それらについてもテスト次第に結果をアップするつもりです。
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注文していたNECの業務用17インチスクエア(4:3)液晶LCD171Vが届きましたので、レビューします。主な用途はもちろんゲームです(プロジェクターのサブ用)。購入時の決め手は、安さ、軽量さ、消費電力の低さでした。最新のゲームならばだいたい問題ないのですが、一部のゲームをプレイするときにアスペクト比が崩れる可能性があるので、ワイド型は最初から考慮に入れていません。また、スピーカーはついていても耐え難い音質ですので、無い方が好ましいです。
主な仕様
パネル:17型TN(ノングレア)
ピッチ:0.264mm
表示色:約1677万色
輝 度:300cd/m2
電 力:30W
重 量:3.8kg(スタンドを含むと4.1)
寸 法:W368.0×H381.5×D205.0
入 力:D-sub15pin(ケーブル一体型)
発 売:2008
設定項目
設定項目は主に以下の通りで、安物の割りにかなり調整が効くと思います。
ブライトネス 100段階 (輝度)
コントラスト 100段階
上下左右、幅の微調整
色の設定
R 100段階
G 100段階
B 100段階
色温度 9300 7500 sRGB User Native
これらに加えて各種情報表示や、自動調節機能がつきます。
オススメの設定
書類を扱うならば輝度70以上に設定した方がよいですが、(明るくない場所で)えろげーをプレイする上では輝度0で問題無いと思います。むしろそちらの方が絵が落ち着くし、消費電力も落ちるのでオススメです。輝度100では結構ぎらつきが見られますが、0に設定すれば気にならなくなります。そういうわけでhalは輝度0に設定しています。コントラストについては標準が50ですが、やや下げて45にしました。プリセットの色温度はえろげー用には高すぎる(青っぽくなってしまう)ので、Userに設定(R,G,Bの設定が反映される)して好みのところまで自分で追い込んだ方がよいでしょう。halは(R,G,B) = (100,90,96)に設定しました。えろげー用に調節するならば肌色が一番自然に映るように設定すればよいのですが、ゲームによって最適設定が異なったりするので神経質な方は注意が必要です。残念ながら設定の保存、プロファイル化は出来ないようです。
肝心の画質
発色に不満が出る可能性はありますが、調節が細かく出来るのでかなり理想に近づけると思います。視野角はやはり狭く、感覚ですがスイートスポットは上下左右ともにせいぜい20度くらいでしょう。視聴位置を固定できない場合はやはりTN方式は厳しいですね。この点を逆手に取ると、設定がうまく追い込めないときにやや視聴角度をずらしてみると好みの色が得られる可能性があります。高さ調節は出来ませんが、チルトは上20度下5度まで設定できます。普通はこの範囲に収まると思うのですが、実効視野角が狭いので特殊な状況では問題になる可能性があります。
気になる消費電力
ワットチェッカーを使って計測した結果消費電力は以下のようになりました。
28 - 29W (輝度100・初期設定)
20 - 21W (輝度70・基準値)
12 - 13W (輝度0)
0W (待機時)
>消費電力を低減させる「ECO MODE」
などと謳われていますが、輝度を下げると消費電力も下がる、というだけのようでMODEというほど大層なものではありません。輝度は100段階で設定できるので、中間の設定の場合輝度に応じた消費電力になります。輝度0-60までの範囲では輝度が10上がる毎に約1W増加しますが、60-100では輝度が10上がる毎に2-3W増加します。輝度70を境に設定のバーの色が変わりますので、ここを基準値としました。また、測定値は画面が真っ白の場合で、画面を一面黒にすると消費電力は約1W高くなります。通常の使用では白の場合の消費電力に近くなります。
外観その他
結構やすっぽいですが、業務用ということでしっかりしていそうです。無駄が無くスリムで、かなり軽いのが好印象です。デジタル接続に対応していないのと、ケーブルが本体と一体化しているのはやや残念ですが、画質的にはそれほど不利になるとは思えません。
総評
購入基準の安さ、軽さ、低消費電力、という点は◎です。発熱も抑えられていますし、画質も悪くないので、用途に合えば満足できる品質でしょう。NEC製品の割りに10980円と値段がかなりリーズナブルなので国内メーカー好きな人にはよいと思います。ノングレア、スクエア、スピーカー無しとかなり地味な印象ですが、業務用製品ですから当然でしょう。その分Performance/Priceは相当に高いです。あからさまな欠点は黒モデルがない、という事くらいでしょうか。
続・LANケーブルでスピーカーケーブルを自作してみた
前回は贅沢にLANケーブルを使いましたが、今回は逆に低コスト化を図り、LANケーブル内部の1対の導線をスピーカーケーブルとして使う事にしました。さっそく製作工程を紹介したいと思います。
製作工程
1. 切断する
今回も5mのCat.6のLANケーブルを用意しました。これを半分に切らずに頭を落とします。先に半分に切っても構いませんが、今回は1本のLANケーブルから4本のスピーカーケーブルが取れるので、半分に切らなくても左右チャンネル分が確保できます。
どうやらこのケーブルは中を十字の樹脂で仕切っていたようです。
2. 剥く
次に外皮を剥きます。ケーブルの断面からハサミかカッターで切れ目を一本入れ、そこからバナナの皮を剥く要領で外皮を剥がしていきます。半分ほど剥いたのが下の状態です。
今回使ったケーブルでは難無く剥けましたが、製品によっては剥きづらい場合があるかもしれません。途中で止まってしまったら再びハサミを入れて最後まで剥きましょう。
剥き終わりました。1本のLANケーブルから4本のスピーカーケーブルが採れました。
蛇の抜け殻みたいです。これらは廃棄します。
BlackRhodium のT90と並べてみました。
3. 末端処理する
前節までで切り売りケーブルと同じ状態になったので、あとはスピーカーを鳴らせるように末端を処理します。5mのケーブルが4本採れましたが、半分の長さで十分なので1本を選び半分に切ります。端の撚りを少し戻し、皮膜を2cmほど剥きます。
設置完了です。
結果
前回のLANケーブルの感想は、3分くらいしか聞いていない状態でしたので結構いい加減でしたが、あれから少し試聴を重ねて、少し意見が変わったのでまとめ直します。
初代(極太ツイスト型)
・高音はよく伸びる
・低域はよく出る
・低域のぼわつきは設置環境による影響が大きそう
・柔らかい
それに対して二代目は
二代目(エコノミー型)
・LANケーブル二本を使ったときの特徴を軽減、無個性化させる方向
・すっきりした印象
halの視聴環境では二代目の方がよさそうです。ただし、つまらないとも言えますし、環境によって左右される要素も大きいと思いますので、音質的には一概にどちらが優れているとは言えないと思います。
コスト、運用面
5mのLANケーブルを1000円とすると、5x4 = 20mですからメートル当り50円くらいになりますね。この値段でツイストされているケーブルは恐らくありませんので、お得といえばかなりお得です。さらには、銅線が2本しかありませんので、取り回しや末端の処理が非常に楽なのがよいです。
ケーブルを二分せずに使う場合は、異なる対を用いることになるので4対のケーブル全てが均質なのかという問題が残ります。しかし、LANケーブルが番号によって異なる線材を利用している、という話は聞いたことが無いのであまり気にしなくてよいと思います。
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