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『きっと、澄みわたる朝色よりも、』体験版から追加された小ネタとか

 今週は学校で試験があったのですが、集中講義だったので14:30まで講義、14:45から試験という時定で試験直前に15分の休憩がありました。頭の悪いことに筆記用具をボールペンしか持っていなかったので休憩時間の間にコンビニまで買いに行くことにしました。すると、横断歩道を目の前にしてバンキシャ(?)トクダネ(?)かなにか聞いたことのある有名そうなテレビの取材に捕まってしまいました。


「すみません、小学生の頃の夏休みの自由研究は何をやりましたか?」
と男性の取材クルーが「お時間よろしいですか?」と断りもせずに聞いてきます。
(今ちょうど信号赤になったし、こいつうぜえな)
と内心で思いつつもhalは素直に答えました。信号一回分取材をされましたが、試験には間に合ったので直前の詰め込み時間が無くなっただけで大きな問題にはなりませんでした。
 で、こんなやおいトークで何がいいたかったのかというと、halが取材を受けていた横で丁度テレビ写りがよさそうな女学生のインタビューが始まったのですが、カメラマンもばっちり撮影していて数人体制で本気で取材しています。halの取材をしていた男性クルーも女性のインタビューが始まると、さっさと切り上げてそちらの応援に向かっていました。わかりきっていることですが、
「お前、きもい」
と全国区のメディアに言われたようなものです。まあそれだけの話なのですが、やっぱりやおいでしたね、すみません。番組はおそらく夏休み終了直前に、自由研究で困ってるみなさんへ、といった感じで放送されるのだとおもいます。

 さて今日は『きっと、澄みわたる朝色よりも、』の小ネタをまとめてみました。人気投票の結果を受けて追加されたアレなど体験版からの遊びの追加要素なんかについてですが、ネタのネタバレをされたくない方はお気をつけください。取り上げるシーンは全て体験版部分の序盤になります。


新聞記事
 公式ホームページのスペシャル内の"ひよの看護しちゃうぞ☆"というフラッシュで、スタッフの想定を大幅に上回るクリックが行われたため、おもしろいことになってしまったというネタです。

鬼武先生の机の上にある本


Bullet Butlers~虎は弾丸のごとく疾駆する~(1) (ガガガ文庫 (ガひ1-1))Bullet Butlers~虎は弾丸のごとく疾駆する~(1) (ガガガ文庫 (ガひ1-1))
(2007/11/16)
東出 祐一郎

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Bullet Butlers ~黒騎士は弾丸のごとく駆け抜ける~2 (ガガガ文庫)Bullet Butlers ~黒騎士は弾丸のごとく駆け抜ける~2 (ガガガ文庫)
(2008/01/19)
東出 祐一郎

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ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫)ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫)
(2008/05/20)
朱門 優

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これですね。

あとおそらくネオナチ本らしき書籍があるのですが、特にヨーロッパだとハーケンクロイツを書いただけで冗談じゃ済まされなくなるので『きっと、~』が海外に流出したら問題になりかねないなあ、と思います。

やっぱり透けてるひよの頭
 ガイドラインに反するようなので画像は掲載できませんが、体験版と同じところでひよの頭が透け、背後の竹に貫ぬかれてwいます(四君子全員写ってるのかwww)。寮の食堂(?)に一同が会して、梅菊蘭が縦に三分割で表示されるシーンです。


落ちているひよ人形
 人気投票優勝の結果をうけて追加されました。最後に叫んでるのは"アリーヴェデルチ"というジョジョネタです。ちなみに、初回特典ディスクの方に準優勝の若人形が落ちています。


"リラ・ヒトヒ・リグヌー"
 鬼武先生が唱える呪文です。これは体験版からありましたが、製品版ではさらに

"トイ・モネ・アグヨオ・ヲ…
ラ・ソハイル・アトイアミオ・ノツナルア…"

と春告がのたまいますwww。

『きっと、澄みわたる朝色よりも、』厳選サウンドトラックCDのレビューその3 #17-23

 恥や誤解を恐れずに第一印象を書き綴る『きっと、澄みわたる朝色よりも、』厳選サウンドトラックCDのレビュー(トラック17-23)です。本編の内容に対する多少の含みがありますのでお気をつけください。今回は全体的に短めです。


主題歌『紅葉』のレビューはこちら
ED『明日を描く想いの色』のレビューはこちら
ED『明日を描く想いの色』のコード付の歌詞は こちら
IM『藤の帳と夜の歌』のレビューこちら
初回特典サントラのトラックリストは こちら
#2-6のレビューは こちら
#7-16のレビューは こちら
#17-23のレビューは こちら

17. 子供のように泣けばいい (右) E♭m
 静寂から徐々にクレッシェンドしてゆく様子は、暗闇に一筋の光が差しそれが徐々に広がっていくような印象を受けます。収録されている範囲では移調したまま終わってしまうのですが、作中でもそのままフェイドアウトして冒頭に戻るようです。対となっている『子供のように泣けばいい (左)』は厳選されませんでした。

18. もっと器用な愛情なら E♭
 暖かいものがふわりと舞い降りてくるというイメージの前奏から、主旋律が入るとゆったりと揺れる甘い空気が広がります。さらには途中から加わるベースも甘ったるく揺れ、他の曲とは違う雰囲気に驚かされます。

20. 絆の名は『四君子』 Bm
 静かな序奏に続いて"紅葉"のメロディーがゆっくりとしたテンポで奏でられ、今まで気づかなかったのだけれど、確かにそこに存在し続けていた四君子の絆を感じさせます。

21. 掌に浮かぶ月 Fm
 神秘的な三拍子のリズムで静かに開始されますが、徐々に声部が加わってゆき最後には混沌ともいえる様相を呈します。序盤が単純な分、後半の転調や不協和音の連続が耳に残ります。

22. あきらかなあかにあきみちる F♯m
 力のある暗いBGMです。似たような曲調でやはりシンセボイスを使っているのは『永久に咆哮を刻み込め』ですが、こちらの方が動きが少なく、"襲ってくる"というよりは、"現れた"という感じがします。

23. どうかこの手を離さないで D
 前奏としてはやや長い、しっとりとしたピアノの独奏で始まります。その後主旋律は管に移り変わり、ピアノは分散和音の伴奏となます。タイトルからは切ない想いをめいいっぱい感情的に詠っているイメージを受けますが、大きな盛り上がりや劇的な展開はありません。


今日の分でCDのBGMは全て触れたことになります。ボーカル曲についてはまた別に感想を書くつもりです。

『きっと、澄みわたる朝色よりも、』の世間の評価を受けて思うこと

『きっと、澄みわたる朝色よりも、』発売から4日が過ぎ、多くの方がプレイを終えたようです。いろいろと不満やら憤慨やらが出てきているようですが、やはり今年最大の問題作のひとつになってしまいそうです。執筆している時点で批評空間をチェックしても標準偏差は26と通常の倍程度の点数のばらつきがあります。明らかに正規分布ではなく、解析をすれば三つのピーク(80-100の満足、50-80の不満あるけれど評価できる、50未満の不満爆発)に分離できそうです。不満の殆どは"○○ルートがない"、"えろがない"というところに集中していますが、halは完了と同時に冷静になる前に批評空間にレビューをアップし"キャラやえろなんかどうでもよい"とバッサリと切り捨てています。ここのブログにも書きましたが、『きっと~、』の魅力は別のところにあると思います。
 確かに公式アナウンスではルートの実情について明言されていません。逆に考えるとメーカーに宣伝しているキャラクターのルートを保障する義務はないのですが、業界では"メインのキャラクターは攻略できる、えろがある"という共通認識が広く根付いています。さらには過去のpropeller作品では攻略できそうなキャラクターはだいたいルートがあるうえに、サブキャラのえろまでおまけでついています。これでは一部ユーザーから『きっと、~』が詐欺だと言われても仕方がない部分があります。
 既に多くの場所で指摘されていますが、特定のキャラクターに強い思い入れを抱いてしまう人や、えろに期待してしまう人はプレイしないほうがよいです。『きっと、~』に裏切られたと感じた人が不満を述べ、如何に自分が落胆させられてのかを主張するのは結構なことだと思いますし、メーカーに対して"次からはちゃんとえろをいれろ"と訴えるのも同様に結構なことでしょう。しかしメーカーがその主張を受け入れる必要は必ずしもありません。なぜならばメーカーがユーザーの希望をすべて取り入れることは不可能であり、さらには"ユーザー"と規定される対象自体がメーカーと"ユーザー"の相互作用によって常に揺れ動いているからです。(えろげーの作品を芸術品と捉えるか電化製品と捉えるかでまた議論は変わってくるのですが、その話はここでは触れないことにします)
 メーカーとしてユーザーの期待に対してどのように応えるのか、という問題はとても難しく、ある種のイデオロギー的な側面を持っています。過去の例を振り返れば、ユーザーの声をできる限り取り入れようとしたねこねこは一度死んでしまいました。moonstoneの『Gift』を境にした豹変振りはhalとしては残念でなりませんでしたが、結果としてブランドは以前よりも栄えています(たぶん)。Circusは外野から"曲芸商法"と揶揄されながらも大手ブランドの地位を維持し続けています。
  『きっと、~』に話を戻すと、既に述べたようにpropellerの過去作品では多くのキャラクターについてルートやえろが用意されており、未発売の『はるはろ』も同様であろうことから、この作品は"えろげー"全体としてのみならずpropellerとしても異色の作品であるといえます。ルート構成について明言してしまえば、それは本編に対するネタバレが避けられず新たな問題を生じてしまいますが、例えばサブブランドで作品を出して少なくとも過去の自社作品とは違う毛色だとほのめかす、といった配慮があってもよかったと思います。

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『きっと、澄みわたる朝色よりも、』のヴォーカル曲の歌詞

 今日は『きっと、澄みわたる朝色よりも、』のヴォーカル曲の歌詞を聴き取ったものを載せます。オープニングはフルver.エンディングと挿入歌はショートver.ですが、聞き間違いや漢字の当て違いはあるかもしれません。そういえば『みるくちーハレルヤ』の歌詞のさいごはBooでなくてPooだったようです。固定観念からBooにしてしまいましたが、たしかに作中でも"ぷー"って言ってましたね。



紅葉

並木を抜けて歩いたあの日
忘れられない秋の色

伸ばした手に届きそうで
掴めない鏡の中

透き通る硝子の様な卵
触れるたび命の火を灯して

満ちてゆく心の色
あかく染め上げて
ただ想いの強さを響かせたい


子供のころに交わした言葉
誰かのために差し出す手

前に向かい進む強さ
弱さがあると知った日

絡みつく茨のつける傷が
歩く度私自身を試すの

弱さが罪ならば胸を刺す痛みに
耐えてただ優しくありたい

満ちてゆく心の色
あかく染め上げて
いつかはこの想いを伝えたい


藤の帳と夜の歌

終わらない夢にまどろみ続けて
ただ一途に願った幸せ

その腕に抱かれ愛し合いながら
少しでいい優しさに甘えさせて

夜の帳の中胸に想いを抱いて寝るの
あなたの声をああ子守唄にして


明日を描く想いの色

こんなに胸が高鳴る涙は初めてだけど
笑顔がこぼれる感じ悪くなかった

全てが変わるほどの大きな出来事
それはあなたと出逢ったこと手を繋いだこと

泣きたいほどの悲しみに立ちすくむようなときも
独りじゃないと知るだけでこんなにいとおしい

空っぽの手をつないで感じるあなたの手の温もり
そこにあるのは確かな優しさという名の道しるべ
もう二度と迷わない

『きっと、澄みわたる朝色よりも、』厳選サウンドトラックCDのレビューその2 #7-16

 昨日に引き続き『きっと、澄みわたる朝色よりも、』厳選サウンドトラックCDのレビュー(トラック7-16)です。注意事項もまったく同じですが、恥や誤解を恐れずに第一印象を書き綴ります。本編の内容に対する多少の含みがありますのでお気をつけください。

トラックリストは こちら


07. 夢見鳥の舞う園へ Fm
 序奏は単体でも使われており、荒れ狂う嵐の中から圧倒的な存在感をもつ何かの到来を予感させます。その嵐が過ぎ去り、"紅葉"の旋律の最後の部分が借用されて静けさが訪れると、そこは既に別世界。見渡せば思わず溜息をついてしまうような"夢見鳥の舞う園"が光り輝く姿を現しています。

08. 憧憬への道程 A
 流れるような美しいフルートの旋律によって憧れた風景のイメージがまず提示されますが、永くは続きません。急降下するバイオリンによって心象風景から現実へと引き戻されてしまいます。しかしそれに続く後半部によって、諦めることなく目標に向かって歩んでゆく様子が続く表されています。先行する力強い弦は笹丸を、それに続く軽やかなフルートはひよの歩く姿を思わせます。そこからフルートによって最初の旋律が再現されますが、伴奏はピチカートに変わり静かな印象で、同じ風景をひよの視点から捉えているのでしょう。そこにバイオリンがユニゾンで加わって主題が繰り返される様子は同じ風景を二人で共有しているようです。ふたたび先行する弦とそのすぐ後ろをついてゆくフルートが登場しますが、今度は憧憬からの移行がスムースになっています。二人で共に歩み、着実に憧憬へと近づいているのだということを感じさせます。

09. 学びの揺り籠 Am
 和風の曲調ですが、ややアップテンポなのは笹丸の中に"他人より遅れてしまっている"というあせりのような感情があるからでしょう。旋律が多少ぶれても全体を通して安定しているリズムには、生徒たちをやさしく守っている学園の暖かさが表れています。暗い印象や冷たい印象はありません。

10. 生ある彩の祭 Am
 紅葉のアレンジです。たっぷりと溜められてから奏でられる旋律は、色の失われていた世界を赤く染め上げてゆきます。

11. 古き熱を塗りこめし Dm
 まさに急転直下といった曲です。曲全体を強く支配しているDの重低音は、たった今まで知覚していなかった、けれど足元に潜んでいた決して逃れられない深い闇を象徴しています。

12. 重きは歴史か人の業か Em
 弦のトレモロによって重苦しくまとわりつく空気に支配され、ティンパニのロールによって足元から崩されてしまいそうな不安定さに襲われます。一見"歴史"と"業"が対立しているようにみえるタイトルですが、"業"は仏教的輪廻思想に基づいた"前世の因縁が死しても受け継がれてゆく"という意味をもつ言葉で、両者は同質のものであると言えます。最後のピチカートのリズムは"重きもの"自体からそれを迎えた無力な人間へと視点を移し、相対的に"重きもの"の強大さを浮き彫りにしています。

13. 深呼吸の時間 D♭
 安定して刻まれるピアノの分散和音によって支配されており、外界から切り離され独自の時間の流れを持つ世界に入り込んだようです。調がD♭なので普通の世界(C)から少しずれたところにいる印象が強まっています。本編では"ドミソドー"というチャイムの直後にこの曲が流れるところがあるのですが、さすがに少し気持ち悪くなるので何か工夫をしてほしかったです。

14. 潜み、躍り、滲む Em
 得体の知れない不安が、足元深くからじわりじわりと広がっていきます。そこに生まれる恐怖は"不安"そのものよりも、未だ全貌が明らかになっていないという未知性に向けられており、"既に手遅れではないのか"という焦燥感が心を覆ってゆきます。

15. 静寂に爆ぜよEm
 "爆ぜよ"というタイトルにあるように、強烈なティンパニのアタックから曲が始まります。そこから展開されるリズムは(3+4)の七拍子で、明らかに異質な空間が展開されます。

16. 永久に咆哮を刻み込め Em
 強大な世界が矮小な自分に対して牙を剥いているかのようです。脈動する能動的な強い意志とそれによる直接的な脅威を感じさせます。



 一応説明しておきますが、タイトルの横のアルファベットは評価じゃなくて調ですよ。念のため。

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