IOデータのHDD高速化ソフト、マッハドライブが64bitに正式対応しました。ちょうどIOプラザのポイントが余っていたので、この機会に買ってみました。結論から言うと、かなり使えるソフトです。
マッハドライブ
http://www.iodata.jp/product/hdd/soft/mach_drive/直販価格:2480円
仕組み:メインメモリをHDDのキャッシュとして利用する。HDD搭載のキャッシュに比べ、高速かつ大容量が確保できるので書き込み速度の大幅向上が見込める。また、HDDがビジー時はキャッシュ容量が許す限りHDDへの書き込みを保留できるので、読み込み速度の向上も期待できる。
測定条件
OS:WindowsXP 32bit
CPU:XEON E3110(3.0GHz)
メモリ:DDR2 800 CL4 1GBx4
マザー:P5Q-E
マッハドライブの設定:256MB
WD 15EADS の場合
容量:1.5TB
回転数:5400rpm
キャッシュ:32MB
プラッタ容量:500GB/プラッタ
これがマッハドライブを適用する前の状態です。5400rpmのHDDをシステムとして使っているのでやや低めのスコアとなっています。ちなみに、データドライブとして使っている場合のスコアは
こんな感じですので、システムとして使うことで2割くらいのベンチ速度低下といったところでしょう。
では本題のマッハドライブですが、使うとこんな感じです。
ありえないデータをたたき出していますが、もちろんこれは測定データが全てマッハドライブ内で処理されているためです。設定を1000MBにして測定するとこんな感じです。
リードとシーケンシャルライトにはあまり効果はありませんが、ランダムライトにはそれなりに効果があるようです。
同IOデータのramdisk「ramphantom3」で作ったドライブも測定してみました。
ramdiskもマッハドライブも同じシステムメモリを使っているのですが、マッハの完勝でした。ramdiskの方はシステムキャッシュとして使っているというハンデはあるのですが。
ノートPCとSSDでの結果も追って報告する予定です。